【漫画風解説】価格カルテルとは(おこずかいでカルテルしたらどうなる?)

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アイスを製造する大手製菓会社など6社(明治・ロッテ・森永製菓・森永乳業・江崎グリコ・赤城乳業)で価格カルテルの疑いがあり、公正取引員会が立ち入り検査を開始しましたね。

この「価格カルテル」とは一体何か。

学校で学ぶこともとても大事ですが、日々の生活で起こっている経済事情を小中学生や高校生が自分の生活の中でも汲み取りやすいようまとめました。

※文字を飛ばしてアニメ風の画像だけでも大丈夫!

価格カルテルとは

価格カルテルとは、会社同士が話し合って商品の価格を同じにしたり、値上げ額を決めたりする約束のことです。

本来は会社同士が競争して、より安くて良い商品を提供しようとします。しかし価格カルテルをすると競争がなくなり、消費者は高い価格で商品を買わなければならなくなるため、日本では法律で禁止されています。

もっと簡単に言うと

「お店や会社がこっそり『みんな同じ値段で売ろう』と約束すること」

です。競争がなくなり、買う人が損をするので禁止されています。

価格カルテルを画像で説明

価格カルテルについて学んで、最初は「そんなに悪いことなのかな?」と思いませんでしたか?

例えばアイスクリームなら、10円や20円の違いをあまり気にしない人もいると思います。

むしろ「少し高いほうがおいしそう」と感じることもありますし、どのメーカーも同じくらいの値段なら選びやすいと感じる人もいるかもしれません。

でも、よく考えると問題は

「値段が同じこと」ではなく、「会社同士が相談して値段を決めてしまうこと」。

本来ならメーカーは
・「もっと安くしよう」
・「もっとおいしくしよう」
・「新しい商品を作ろう」
と競争します。

しかしカルテルをすると、値段を下げる必要がなくなるので、企業が努力しなくなる可能性があります。その結果、私たち消費者は高い値段でアップデートされない商品を買わされることになります。

アイスでは大きな差を感じなくても、毎日の生活で必要なものだったらどうでしょうか。

例えば、

・ガソリンスタンドがみんな同じ高い値段にする
・引っ越し業者が値段を相談して決める
・文房具店が同じ価格にする
・スマホ料金を各社が話し合って高く設定する

といったことが起きたら、私たちは安いお店を選べなくなります。
というよりも「どこでもいいや」ってなりそうですよね。

特にガソリンやスマホ代のように毎月使うものは、少しの値上がりでも家計への影響が大きくなります。

また、競争がなくなると新しいサービスや便利な商品も生まれにくくなります。

学生であれば新しい文房具ってモチベーションにもなるし学校に持っていけるもので個性を出すという意味でも使い勝手だけでなく重要ですよね。

例えばスマホ会社が競争しているから、データ容量が増えたり料金プランが改善されたりします。もしカルテルで同じ料金にしていたら、そうした工夫は少なくなるかもしれません。

そのため、価格カルテルは禁止されています。

最初は「値段が同じでも別にいいのでは?」と思いました。

なぜなら

・好みがある
・その時の気分がある
・同じ金額のほうが迷わない

などなど「アイス」に限定すれば思うことは山ほどあります。

ただ、学んでみると消費者が損をしたり、企業の努力が減ったりして、長い目で見ると社会全体にとってよくないことだと分かりました。

そもそも、一番は禁止されているのだからやってはいけない」まずこれですよね。

価格カルテルを禁止することで、公平な競争が行われ、私たちはより良い商品やサービスを適正な価格で選べるようになっているのだと思います。

特にポイントは、「アイス1個では小さな問題に見えても、生活必需品や公共性の高いサービスで起こると大きな問題になる」という点ですね。これが価格カルテルが禁止される大きな理由です。

例1:おこずかいで価格カルテルするとどうなる?

アイスも身近ではあるけれど、もっと中高生が自分事としてとらえやすいように「おこずかい」を例にしてみました。

「競争」という言葉をつかいましたが、親への「交渉」という考えでもいいかもしれませんね。
親として、お手伝いや目標達成にあわせておこずかいの額を変動させてもいいと思いますが、みんなで決めたならうちだけ帰るのは裏切り行為。なんて思う可能性もあります。

例2:文化祭で起こるカルテルに近い考え方

高校・大学となれば文化祭で物販をすることもあるかもしれません。

その時も、カルテルに近いやり取りが起こっている可能性があります。

「売るためにはどうしたら良いか。」の道筋をまちがってはいけないよ。ということですね。

みんなが目的を設定し、目標を達成させるというのは、これから先一生必要になってくるもの。
日常生活のなかで意識してみるといいかもしれませんね。

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